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【70周年特別価格】FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン) / PK22(ピーケー22) / ヘイズレザー / ベージュ / サテン仕上げステンレススチール / ラウンジチェア《PK書籍プレゼント》

FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン) / PK22(ピーケー22) ヘイズレザー / ベージュ / サテン仕上げステンレススチール / ラウンジチェア
FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン) / PK22(ピーケー22) ヘイズレザー / ベージュ / サテン仕上げステンレススチール / ラウンジチェア
FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン) / PK22(ピーケー22) ヘイズレザー / ベージュ / サテン仕上げステンレススチール / ラウンジチェア
FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン) / PK22(ピーケー22) ヘイズレザー / ベージュ / サテン仕上げステンレススチール / ラウンジチェア
FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン) / PK22(ピーケー22) ヘイズレザー / ベージュ / サテン仕上げステンレススチール / ラウンジチェア
書籍特典
  • NEW
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商品番号 fh-pk22-habe
通常価格 ¥ 790,680 税込 のところ
特別価格 ¥ 678,480 税込
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来年以降もご購入は可能ですが、特別価格でご購入いただけるのは2026年12月31日までとなっております。

Haze Leather(ヘイズレザー)を使用したPK22が新たに登場。
ヘイズレザーは、ストーンウォッシュを施したようなニュアンスのある表情と、ベルベットのように柔らかな手触りが特徴のアニリンレザーです。クロームなめしのアニリン仕上げを施した最高級のトップグレインレザーを使用し、自然な模様や色合いが一点ごとに異なり、唯一無二の存在感を放ちます。
時の経過とともに革は深い味わいを帯び、使い込むほどに滑らかさと光沢が増していく、一生を共にするにふさわしい逸品です。

PK22の繊細なシルエットは、真のデザインクラシックです。アイコニックなこのチェアは、ポール・ケアホルムのビジョンと、理想のフォルムとサイズへの探求心をよく表しています。PK22は、今日のデザイン愛好家にとってもモダンなチェアとして位置づけられています。
PK22は籐、キャンバスまたはレザーのラウンジチェアです。ベースはサテン仕上げのステンレススプリングスチール製です。

Material 張地:ヘイズレザー(ベージュ)
脚:スチール製(サテン仕上げ)
Size W630×D630×H710(約mm)
SH350(約mm)
Brand FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン) / デンマーク
Designer Poul Kjaerholm(ポール・ケアホルム)
Item No. PK22
Remarksインテリア/ チェア
LOUNGE

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・こちらのレザーは天然のレザーのためナチュラルマーク(牛の皮が本来もつシワや色の濃淡)が見られる可能性があります。人工的なものではない本物のレザーという証であり、同じものは世界に2つとありません。
・ご利用のモニターの設定により、色・素材の見え方などが実際の商品と多少異なる場合がございます。
・大型商品の為ラッピング出来ません。
・こちらの商品は他のファブリック・カラーに変更可能です。詳しくはファブリック表をご確認いただき、当店までお問い合わせください。

お好きな張地をお選びいただけます

CONNECT HP上に掲載のない張地の素材とカラーからも、ご注文をお受けすることが可能です。 生地によって価格が異なりますので、下記表をご確認くださいませ。

upholstery Leather
カテゴリー3
¥678,480
オーラレザー
カテゴリー4
¥790,680→¥678,480
(2026年12月31日まで)
ヘイズレザー
カテゴリー5
¥903,980
グレースレザー
ナチュラルレザー

ファブリックについての詳細やご注文をご希望のお客様は、お気軽にお問合せくださいませ。

保管サービス

20世紀モダンデザインを象徴するラウンジチェア『PK22』

  • PK22 ヘイズレザー コージーコーナー
  • PK22 ブラック
  • PK22 ブラウン
  • PK22 和室

1956年に発表されたポール・ケアホルムの傑作ラウンジチェア「PK22」。
発表の翌年、ミラノ・トリエンナーレでグランプリを受賞し、ケアホルムの名を世界的に知らしめました。
この椅子は今日に至るまで、世界中の美術館・コレクションに収蔵されており、「20世紀のモダンデザインを象徴する一脚」として位置づけられています。

  • PK22 国立新美術館
  • PK22 国立新美術館
▲国立新美術館(The National Art Center, Tokyo)

一度見たら忘れられない、ミニマリズムと自然美を追求したデザイン

ポール・ケアホルムは、バウハウスの巨匠、ミース・ファン・デル・ローエの名作「バルセロナチェア」に着想を得て、PK22をデザインしました。
偉大な先人への敬意を込めつつも、その意匠から無駄を徹底的にそぎ落とし、さらに洗練されたモダンな佇まいへと昇華。
一目見た瞬間に心を奪われる、究極のミニマリズムと彫刻的な美しさが共存する椅子です。

PK22 ヘイズレザー ダークブラウン

PK22は、ラウンジチェアにありがちな「大きさ」や「重たさ」といった先入観を軽やかに覆します。
視覚的な圧迫感を極限まで取り除いたそのプロポーションは、どこに置いても空間に溶け込みながら、強い個性と静かな存在感を放ちます。
ラウンジチェアとしての快適さを確保しながらも、驚くほどの抜け感をもったシルエットは、まさに唯一無二。
自宅のリビングはもちろん、建築的な空間やギャラリーにもよく映えるデザインです。

PK22 3脚のスタイリング

ポール・ケアホルムが目指した「自然美」。素材の本質を見つめたデザイン哲学

PK22のデザインの根底には、ポール・ケアホルムの揺るぎない信念があります。
それは「美しさの基準は自然界にある」という思想。

PK22のフレームを見つめるポール・ケアホルム
▲写真右:若き日のポール・ケアホルム。PK22のフレームを入念に見つめる。

彼は暇を見つけては一人で、あるいは家族とともに森や海へ出かけ、自然のなかからインスピレーションを受け取っていました。
木の枝がのびるようなスチールフレームのライン。
レザーもスチールも、彼にとっては木と同様、時間とともに味わいを深めていく「生きた素材」でした。

PK22のフレーム
▲ケアホルムの生前に行われた展示会の一場面。木々の枝の風景写真をバックに、連なるように置かれたPK22のフレームからは、枝がしなやかに伸びていくような生命力が感じられる。

こうした背景から生まれたPK22は、どれほど長く使い続けても決して色褪せることのない、普遍的な美しさを宿すラウンジチェアとして、世界中のデザイン愛好家に愛され続けています。

まるでハンモックのような、至極の座り心地

PK22に座って読書をする女性

数あるモダンチェアのなかでも、PK22がこれほどまでに語り継がれてきた理由。
それは、このデザインの鋭さ ──まるで線で描いたような完璧なミニマリズム── に、想像を超える座り心地が共存しているからに他なりません。
ただ美しいだけの椅子ではない。
「身体で感じるデザイン」という、ポール・ケアホルムの真髄がここにあります。

脚と背中にフレームが当たらない構造

PK22は、ケアホルムの初期作であるPK25やPK4から発展した、彼の思想が結晶化されたプロダクトです。
比較してみると、太ももの裏や背中にあたる位置に一切フレームが存在しないという構造的特徴が際立ちます。

PK25とPK22の比較

また、座面下に走るフレームは、U字型に大きくカーブしており、座ったときに身体へ直接フレームが触れない設計になっています。
つまり、身体を支えているのは、張地のレザーそのもの。
ハンモックのように柔らかく、しかし張りを保ったまま、絶妙に身体にフィットする座り心地が実現されているのです。

PK22に座ってくつろぐ女性

しかもこの構造、ただの“柔らかさ”では終わりません。
U字フレームが左右のスチールフレームをしっかりと支えることで、張地のテンションはしっかりと保たれます。
年月とともにレザーが多少伸びることは避けられませんが、フレーム自体はびくともせず、適度な張り感と心地よさを長年維持。
まさに、一生ものの快適さを備えたチェアなのです。

重心の低さと、座面の絶妙な傾斜

もうひとつ、PK22が他のラウンジチェアと一線を画す理由。
それは、「重心の低さ」と「傾斜の角度」です。

PK22に座って読書をする女性

座高が低く設定されていることで、床との距離感が近くなり、自然と深いリラックスへと誘います。
さらに、座面には繊細な角度で傾斜がつけられており、座った瞬間に視線が少し上向く絶妙な姿勢に。
これが、身体全体を安心感で包み込む、極上の座り心地を生み出しています。

長時間座っていても疲れず、自然と身を預けていたくなる。
それでも、決して“もたれかかるだけ”の椅子ではありません。

  • PK22 立ち上がり動作
  • PK22 立ち上がり動作
▲左右に走るフレームに手を添えれば、起き上がる動作もスムーズ。
しかも、膝裏にバーがない設計のため、立ち上がりのストレスも少ないです。

素材の本質を純粋に引き出す、妥協のない表現

レザーとスチールという異素材の組み合わせが生む、モダンで豊かな表情が魅力のPK22。
「私が表現しようとするのは、素材自身の言葉なのです。」
ポール・ケアホルムはそのような言葉を残したように、素材にとことんこだわり抜いたデザイナーです。

PK22 ヘイズレザー ダークブラウン

PK22に使用されているレザーは、世界中のハイエンドブランドから厚い信頼を寄せられるデンマークの名門・ソーレンセン社製です。厳選された原皮のみを使用し、世界トップクラスの品質を誇ります。
この世で一番良いものを使う、という信念のもと、生涯家具デザインを続けたケアホルムの遺志を受け継ぎ、現在はFRITZ HANSEN社が妥協を許さない徹底した素材選びと、その優れた技術力によって、素材の良さを最大限に生かした加工・仕上げを行い、ひとつひとつ丹念に家具を作っています。

【特別仕様】世界最高峰の品質と、名作の系譜を継ぐ「ヘイズレザー」

PK22 ヘイズレザー ダークブラウン

今回新たに加わったFRITZ HANSENの「ヘイズレザー」は、ヌバックレザー特有のしっとりとした質感を持つ、極上のトップグレインレザーです。かつて非常に高い評価を受けた限定モデル「ニュアンスレザー(グレー)」の系譜を受け継ぎ、素材の魅力を純粋に引き出した妥協のない仕上がりとなっています。
既存のラインナップとは一線を画す独自の表現でありながらも、そこにはポール・ケアホルムの真髄である「素材の本質と向き合う」姿勢が確かに息づいています。作り手のこだわりが凝縮された、深く納得していただける特別な存在です。

フルグレインレザーとは?
ヘイズレザーは「フルグレインレザー」と呼ばれる、最上級の本革に分類されます。
フルグレインレザーとは、動物の皮膚の中でもっとも外側にある「銀面(ぎんめん)」と呼ばれる層を削らず、そのまま使用した革のこと。銀面は繊維密度が非常に高く、耐久性に優れているため、傷みにくく長く使えるという特徴があります。
この銀面を残したまま仕上げることで、革本来の自然な風合いや表情がそのまま活かされ、同じものがひとつとしてない、唯一無二の魅力が生まれます。ただし、銀面がきれいに残っている原皮は非常に限られており、牛1頭から採れる面積もごくわずか。そのため、フルグレインレザーは希少性が高く、まさに特別な素材と言えます。
ヌバックレザーとは?
ヌバックレザーとは、本革(主に牛革)の“銀面(表面)”を軽く起毛させた素材のことです。
見た目はマットでしっとりとしており、触れると細かな毛羽立ちによるなめらかで上質な手触りが特徴です。
スエードとよく混同されますが、スエードは革の裏面を起毛しているのでヌバックの方が繊維が細かく、より繊細で高級感があるとされています。
メンテナンスが気になる…
ソフトタイプのブラシを装着し、定期的に掃除機をかけてください。
また、ソープフレークを使用したお手入れを行うと、革の自然な経年変化(パティーナ)が通常より早く進む可能性がございますので、ご留意ください。
※特に明るい色は変化が現れやすくなります。

静けさに包まれた光沢感── サテン仕上げがもたらす、上質な美しさ

構造材を超越する、スチールへの哲学

PK22 スチール

ポール・ケアホルムのデザインにおける最も際立った特徴── それは、スチールという素材に対する唯一無二の視点にあります。
ただ単に「構造材」として用いたのではありません。
彼は、無機質で工業的なイメージを持つスチールに、木やレザーと同等の“素材としての美しさ”と“時間と共に深まる風合い”を見出しました。
まるで高級な無垢材を扱うように、スチールの質感・反射・佇まいにまで目を凝らし、そのポテンシャルを引き出すことに心血を注いだのです。

高級時計にも通じる、実用美を極めた「サテン仕上げ」

PK22 フレーム
▲PK22のフレームには、通常のスチールではなく「ステンレススチール」が採用されています。そのため、腐食やサビに対して非常に強く、経年による劣化に強いという実用性も兼ね備えています。

PK22のスチールベースには、ケアホルムが特に重視していた「サテン仕上げ」が施されています。
この加工は、表面をマットな質感に整えることで、光の屈折を穏やかに乱反射させ、しっとりとした上品な光沢を生み出します。
これは、単に見た目の美しさを演出するだけではありません。
サテン仕上げは高級時計のブレスレットなどにも用いられる高度な技術で、表面のキズが目立ちにくく、日常的に使う中でも美しさを長く保てるという利点もあります。

ステンレス無垢と共鳴する、自然界の色彩

PK22 ヘイズレザー

この「サテン仕上げ」に宿る、ポール・ケアホルムの強いこだわり。その思想は、このヘイズレザーにも通じています。
ヘイズレザーは鈍い輝きを帯び、木の実やナッツ、あるいは秋の落ち葉のような、自然界に存在する素材を思わせる表情を持っています。艶を抑えた起毛感のある仕上げによって、より自然に近い見え方が生まれ、スウェード調の仕上げが光を柔らかく捉えて表情に奥行きを与えます。

▼メーカー公式のお手入れ方法については、こちらもあわせてご覧ください。
https://www.fritzhansen.com/ja/sales-support/care-and-maintenance/leather

ステンレススチールのお手入れはこちら
https://www.fritzhansen.com/ja/sales-support/care-and-maintenance/stainless-steel


≫ご検討中の商品名と、お貸出しをご希望のレザーの種類・カラーを、CONNECT公式LINEにてお送りくださいませ。

CONNECTおすすめカラー:空間に馴染む「ダークブラウン」

インテリアに寄り添う、絶妙なブラウントーン

PK22 ヘイズレザー ダークブラウン

ダークブラウンは、従来の繊細な色味と比べややブラウン寄りのトーンで構成されており、空間への取り入れやすさが向上しています。華やかさで惹きつけるのではなく、使い込むほどに魅力が深まる、静かな存在感をまとっています。

触れた瞬間にわかる違いと実用性

PK22 ヘイズレザー ダークブラウン

他のレザーとは一線を画す極上の手触りに加え、汚れが目立ちにくいという実用面でのメリットも備えています。
サンディング加工により経年変化は比較的穏やかで、使い込むほどに滑らかさと光沢が増し、ヴィンテージの風合いへと美しく育っていきます。

空間に広がりと余白をもたらすラウンジチェア

PK22 ヘイズレザー リビングスタイリング

シャープなライン、そしてどこか浮遊感すら感じさせる軽やかなデザイン。ポール・ケアホルムの代表作「PK22」は、究極までそぎ落とされた構造によって、空間に圧迫感をまったく与えず、抜け感に満ちた佇まいを見せてくれます。
また、重心の低さが視線を遮らず、自然と視界が開けて、美しい余白を感じるような広がりを演出。リビング空間に、静けさと洗練をもたらしてくれる1脚です。

サイズ

PK22のサイズ

在庫状況・納期・搬入について

PK22は「オーラレザー・ブラック」仕様のみ国内在庫モデルとなっており、その他の仕様は海外からのお取り寄せとなります。納期の目安は約5か月でございます。
なお、商品は組み立て済みの状態で、段ボール梱包にてお届けいたします。

デザイナー:ポール・ケアホルムの美学

ポール・ケアホルム

ポール・ケアホルムは、1929年にデンマーク北西部の田舎町で生まれました。
15歳で家具職人に弟子入りし、18歳でキャビネットメーカーのマイスターの称号を取得。
ハンス J. ウェグナーのもとで様々なことを学び、バウハウスからも大きな影響を受けていました。
デンマークのクラフトマンシップの精神を継承しながらも、型にはまらない異色の才を示し続け、 北欧モダン家具の歴史に大きく名を残したデザイナーです。

PKシリーズは、51歳という若さで早世したケアホルムに敬意を表し、 1982年からフリッツ・ハンセンによって製造が開始されました。
彼の生み出した名作の数々は時代を超えて多くのファンに愛され、 現代の名だたるデザイナーや建築家たちからも、非常に高い評価を得ています。

時間と空間をつくる家具デザイン

ポール・ケアホルムは、自らを「家具建築家」と称することを好みました。
彼は“ただ通り過ぎるだけでなく、明確な人間関係が構築される空間”を目指し、 家具が空間に与える作用と、そこで生まれる人間の営みまでをも見据えて、ひとつひとつの家具を設計していったのです。

▼生前の自邸の写真 奥:PK11(チェア) 手前:PK31(ソファ)
ポール・ケアホルム生前の自邸

ケアホルムのデザインは、徹底的に無駄をそぎ落とし、 構造を明確にすることで素材ひとつひとつの美しさが際立っています。
“家具が明晰な美しさを持っていれば、そこで過ごす人々の関係性も風通しの良い澄んだものになる”
そんなことを彼は考えていたようです。

美の追求

PKシリーズには、ポール・ケアホルムによる徹底的な美の追求が見てとれます。

家具は暮らしの中で、一般の多くの人に使われる実用的な工業製品です。
しかし同時に、ケアホルムは家具をつくるうえで、自らの美学を表現することにも一切の妥協を許しませんでした。
“美的感覚やデザインに価値を感じないのなら、段ボールに座っているようなものだ”
ケアホルムの家具デザインの背景には、このような確固たる哲学がありました。

▼1952年 チューリッヒの応用美術展の写真(右奥にPK25、手前にはPK60が並べられ、左奥にはPK0の座面が裏返しで吊り下がっている)
1952年のチューリッヒの応用美術展

ポール・ケアホルムの大きな功績の一つは、それまで家具製作にあまり使われてこなかった木以外の素材を、非常に美しく機能的な素材としてデザインに取り入れたことです。
PKシリーズを象徴する代表的な素材は「スチール」。
ケアホルムは、“木材やレザーと同様に、スチールも風合いを増してゆく芸術的な素材だ”と考えました。
その厚みや表面の加工方法にいたるまで何度も試行錯誤をくり返し、 無機質で冷たい素材と思われていたスチールが、本当は木にも劣らない美しい素材であることを示したのです。

▼森の写真パネルを背景に、PK22のフレームがずらり。ケアホルムが自然と調和するデザインを追い求めていたことがわかる1枚。
PK22フレーム

ケアホルムの作品は、他の木製家具とは異質な素材とデザインでありながら、 有機的で、どこか自然の美を感じさせる豊かな表情をもっています。
そこには、“美しさの基準は自然界にある”と常に考えていた、彼の自然への憧憬が表れています。
卓越したセンスで描かれた曲線美。選び抜かれた素材のなめらかな手ざわり。澄明な構造と生き生きとしたプロポーション。
木々の伸びやかな幹や枝のような、自然の中に遥か昔から息づいている根源的な美しさを、 家具デザインを通して私たちに伝えてくれているように思えます。

リ・デザインの精神

ケアホルムは、偉大な先人のデザイナーや建築家に敬意を払い、彼らの作品を熱心に研究していました。
そのうえで、より一層そのデザインの本質に迫り、洗練されたものを生み出そうとする「リ・デザイン」の精神で、 先人たちを超えていこうと常に挑戦していたのです。

ポール・ケアホルム

関わりのあったオーレ・ヴァンシャーやハンス J. ウェグナーといった北欧モダンの先駆者や、 ミース・ファン・デル・ローエをはじめとするバウハウスの偉大な先人たちから大きな影響を受け、 伝統と歴史の流れにしかと身を置きながら、常に新しい価値を生み出し続けたポール・ケアホルム。
彼の作品には、デンマーク家具の歴史と一人の人間の生き様が深く刻み込まれています。

ポール・ケアホルムについてもっと知りたい方はこちら

FRITZ HANSEN
時代を超えるデザインが集う、北欧の老舗ブランド

エッグチェアとスワンチェア

フリッツ・ハンセンは、創業150年以上の歴史を誇るデンマークの老舗家具ブランドです。創業以来、アルネ・ヤコブセンやポール・ケアホルムといった巨匠デザイナーとのコラボレーションにより、時代を超えて愛される名作を生み出し続けています。

クラフツマンシップと北欧のデザイン哲学が融合した家具は、木製以外にもスチールやレザーといった上質な素材と、洗練されたフォルムが特徴。セブンチェアやエッグチェアなど、彫刻作品のような名作の数々。単なる家具ではなく、空間全体を洗練された雰囲気に包み込みます。家具のみならず、照明やアクセサリーまで、トータルインテリアを提案できる豊富なラインナップも魅力です。