自宅の収納スペースに限りがあると物の定位置が決まらず、床や机の上に出しっぱなしになって物が溢れてしまう…なんてことありませんか？家族が増えたりライフスタイルの変化と共に自宅の収納についての悩みはつきませんよね。そんな悩みを解決してくれるのが「壁付け収納」です。
壁付け収納であれば生活動線を確保しつつ、必要な場所に収納スペースを作ることができます。また壁付け収納はモジュールタイプが多く、お部屋の雰囲気や収納したいものの量に合わせて自分のオリジナル収納が作れるのも魅力の1つです。

そこでCONNECTがおすすめしたいのがHAYの「PIER SYSTEM（ピアシステム）」。デザインもシンプルでおしゃれな上に取付けも簡単なピアシステムついて今回はご紹介します。

HAYのピアシステムとは？

ピアシステムは、ロナン & エルワン・ブルレックによりデザインされた多機能収納システムです。背板が無く、また床から浮いていることで、大容量なのにすっきり見えて圧迫感が少ないのが特徴です。キャビネットやシェルフなどは必要に応じて移動でき、引っ越しなど変化するライフスタイルに対応できる仕様になっています。
キャビネット付きのシェルフはリビングルームやキッチンに、ハンガーラックはベッドルームやエントランスなど、様々なシーンで活躍する収納です。

コンパクトスペースでも部屋が広く見える

壁付け収納のメリットは「コンパクトスペースでも部屋が広く見えること」です。ピアシステムは壁面に設置されるので、生活動線である通路をふさぐことがなく、また圧迫感も感じません。壁付けであることで床面積が広くなりコンパクトなスペースでもお部屋が広く見えるようになっています。またピアシステムは床から浮いているデザインなので、お掃除もしやすいのが特徴です。

簡単取付け！ネジを打ち込むのは2点のみ

ピアシステムを設置の際に、壁の下地がある部分に付属の黒いバーを使い穴の位置に合わせて2点ネジを打ち込むだけ。壁の下地部分に確実に打ち込むことができれば最小限のネジの固定で設置が可能になります。黒いバーの取付ができたら、プロファイル （支柱棒）とシェルフなどをあらかじめ組み合わせておいたものを上から引っかけるだけでOK。壁への取付けから設置までとても簡単に行えるのがピアシステムの魅力の1つです。

壁への取付について不安がある方はこちらのブログをぜひご覧ください。

ブログ：壁のDIYに失敗しないコツは？【壁の柱（下地）を探してみよう】

▼ピアシステムの取付けについての動画になっています。

シェルフやキャビネットの位置も自由に変えられる

プロファイル （支柱棒）に約9cm間隔に調整ができる金具がついており、23段階で高さ調整が可能です。最上段のシェルフの位置は固定されますが、その他のシェルフやキャビネットの位置はライフスタイルに合わせて変更が可能になっています。

壁固定で地震にも安心

自立式で特に高さがある棚は地震の際に倒れてくる可能性があり固定していないと大変危険です。ピアシステムは壁に直接固定するため、壁の下地がある部分にしっかりと固定していれば地震の際に倒れてくる心配はありません。デザインだけでなく、安心感のある収納システムとも言えます。

バリエーションについて

HAY（ヘイ） / PIER SYSTEM 131 1 COLUMN（ピアシステム） / シェルフ＋キャビネット / W82×D34×H209 / 壁面収納

ピアシステムの中でも一番オーソドックスな1連のセットです。リビングやダイニングにはもちろん、どんなお部屋にも合わせやすいセットになっています。1人暮らしの方にもおすすめです。

HAY（ヘイ） / PIER SYSTEM 130 ADD-ON（ピアシステム） / シェルフ＋キャビネット / W80×D34×H209 / 壁面収納

PIER SYSTEM 131にプロファイル （支柱棒）が1本ないタイプのセットです。131の左右どちらかにこちらを追加して2連、3連と増やしていくことが可能です。

HAY（ヘイ） / PIER SYSTEM 132 2 COLUMNS（ピアシステム） / シェルフ＋キャビネット / W162×D34×H209 / 壁面収納

PIER SYSTEM 130と PIER SYSTEM 131 を組合わせた2連のタイプです。リビングの本棚として、キッチン周りのものを収納する棚として活躍します。

HAY（ヘイ） / PIER SYSTEM 1041 1 COLUMN（ピアシステム） / ハンガーラック＋ワイヤーシェルフ / W82×D31.5×H209 / 壁面収納

こちらはハンガー付きシェルフです。コートラック（表と裏にノブがついたもの）とワイヤーシェルフがセットになっています。コートやジャケット、靴やバッグなど身に着けるものを収納するのに便利です。玄関や寝室などに設置する場合におすすめです。

カラーについて

HAY（ヘイ） / PIER SYSTEM 131 1 COLUMN（ピアシステム） / シェルフ＋キャビネット / W82×D34×H209 / 壁面収納 PSブルー/ブラック

プロファイル （支柱棒）がクリアとブラックの2色、シェルフやキャビネットはホワイト、ブラック、ブルーの3色展開になっています。お好みに合わせてそれぞれを組み合すことが可能です。

日々のお手入れについて

ピアシステムはアルミニウムとスチール素材になっており、スチールだからだせる薄さ、細さが魅力です。
日々のお手入れとしては、表面は布などで拭くだけでOKですが、汚れが付着した場合はよく絞った柔らかい布で水拭きしてください。ごしごし拭ける素材なので汚れてしまった場合でも安心してお使いいただけます。

デザイナーについて

RONAN & ERWAN BOUROULLEC（ロナン＆エルワン・ブルレック）は、パリを拠点とするブルターニュ出身のデザイナーの兄弟で、1998年から一緒に活動しています。ロナンはパリのEcole superieure des Arts decoratifsを卒業し、エルワンはEcole nationale superieure des Arts in Cergyで学んだ後、スタジオを設立しました。
ロナン＆エルワン・ブルレックは共にデザイン業界を変革し、マテリアルと使用目的について新たな視点をもたらしました。

ロナン・ブルレックは1971年、エルワン・ブルレックは1976年、共にフランス生まれ。兄弟でデザイン活動を行う。カッペリーニ社やヴィトラ社などの家具デザインを手掛ける他、 イッセイ・ミヤケのパリの店舗デザインを手掛けるなど、プロダクトとインテリアの分野で幅広く活動する世界的トップレベルのプロダクトデザイナーユニット。
HAYではピアシステムの他にPALISSADE（パリサード）シリーズのデザインも手掛けており、HAYの他にVitra（ヴィトラ）の Belleville Armchair Wood（ベルヴィルアームチェアウッド）、FLOS（フロス）のAIM（エイム）ペンダントライトが代表的なプロダクトです。

まとめ

いかがでしたか？壁付け収納は壁を有効活用することで必要な場所に必要な分だけの収納スペースを確保することができます。その中でもHAYのピアシステムは、設置も簡単でシンプルですっきりとしたデザインが魅力。コンパクトなスペースでも自分のライフスタイルにあった収納を作ることができますよ。
ぜひ壁付け収納のピアシステムをご自宅に取り入れてみてはいかがでしょうか。

ピアシステムのYouTubeはこちら▼
食器棚とリビングダイニング収納　Part.1｜キッチン収納編

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