FRITZ HANSEN（フリッツ・ハンセン）のアルファベットソファは様々な色や生地の組み合わせができるため、選ぶ過程も楽しむことができます。ただ、選択肢が多すぎて「なにから選んでいけばいいのか分からない…」「うちのリビングに合わせるならどんな色のソファがいいのかな..．」と悩まれる方も多いと思います。
そこで今回のブログでは、そんなお客様のお手伝いができるよう、アルファベットソファのある空間をより満足度の高いコーディネートにするためのヒントをお伝えしていきます。

 

 

 

【人気No.1ソファの秘密と選び方を徹底解説！】

写真や文章では使わリづらい魅力を、実際に動画でご紹介しています。
アルファベットソファを気になっている方や、まだ知らない方に「どのように相談してもらったらいいのか」「なぜこのソファが人気No.1のソファなのか」を、ソファ選びの大事な6つのポイントに分けて動画で解説しています。

 

 

 

①色選び​

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まずは、空間の印象を大きく左右するソファの色選びについてです。リビングの主役であるソファの色は、その空間をどんな雰囲気にもっていきたいかによって決めていく大切なポイントです。コーディネートしやすい色味として、ブルー系、グレー系、ベージュ・ブラウン系の3パターンがあります。

 

 

●ブルー系　～ネイビー～

ネイビーを取り入れると、ソファ自体が空間の中でほどよいアクセントになります。ファッションのデニムをイメージしてもらうと分かりやすいように、暖色や寒色など、どんな色にも合わせやすく、空間に馴染みやすい色合いです。

 

 

●グレー系　～ライトグレー～

グレーの中でもワントーン明るめのライトグレーを選ぶことでお部屋が明るくなります。明るめの色を選ぶとカジュアルなイメージになりがちかもしれませんが、生地感のいいものを選ぶことで、ワンランクアップした上質でモダンな空間に仕上がります。さらに、ライトグレーはダークグレーより色褪せなどの経年変化が少ないという利点もあります。​

 

 

●ベージュ・ブラウン系　

ベージュブラウンは、木や土などの自然を感じさせる色で、身近な日常に溶け込んでいるため、飽きにくく落ち着いた印象になります。ファッションやインテリアにも気軽に取り入れやすい色のため、皆さんもコーディネートのイメージがしやすいかと思います。ベージュをベースにブラウンをアクセントに持ってくると雰囲気が偏らず程よく引き締めてくれます。そこにクッションでアクセントカラーを選ぶことで、「自分らしいソファ」を演出できます。

 

 

 

②生地選び　

​​フリッツハンセン社では、 Kvadrat（クヴァドラ)の生地が多く採用されています。
Kvadratは家具の張り地やカーテンなどの豊富な種類と品質の高さでヨーロッパでシェアNO.1のブランドであり、上質なウール生地を豊富に取り揃えています。Kvadratのウール生地は、​羊毛特有のちくちく感がなく、肌触りがよい生地が多いことが特徴です。
また、厳選されたウールを使用しているため「10年使い続けられる生地」として高く評価されています。

 

一般的な安価なソファは、アクリル、ナイロン系などの化学系繊維を多く含むため汚れを吸着しやすくなっています。
一方で、Kvadratのウール生地は、天然の油分を持っているため、丈夫で汚れに強くなっています。また、冬はあたたかく、夏はサラサラで別名「天然のエアコン」と呼ばれているほど機能性の高いものです。しっかりとした生地を選べば、心地よく長くお使いいただけるのです。
さらに、摩擦にも強く、マーチンデールという耐磨耗試験(金属板に生地を貼り付けた上で、生地を多方向に摩擦、2本の糸が切れるまでの回数)の数値が非常に高くなっています。一般的に、6万回以上であれば公共・商業施設に使えるレベルで充分な数値とされていますが、​Kvadratの生地のマーチンデールはなんと最高【10万回】です。これほど耐久性が高ければ、長くお使いいただけるのも納得だと思います。​

たくさんあるウール生地の中でもCONNECTおすすめのコーディネートしやすい生地は以下の6つです。​

 

Remix(リミックス)

▲色番号：左から836, 743, 796

【ウール 90%/ナイロン 10%　マーチンデール10万回】

Remixは全部で72種類の洗練された色合いがあります。
生地感は繊細な織りのため、ほぼ凹凸がなくさらっとした肌触りです。離れてみると単色に見えますが、近くで見ると絶妙な色の組み合わせを感じられます。

 

 

Steelcut(スティールカット)

▲色番号：左から180, 155, 760(廃番色)

【ウール90% / ナイロン 10%　マーチンデール8万回】

Steelcutは、37種類の単色で織られた生地です。
ウールとは思えないぐらい肌触りがよく、寝転んでもとても気持ちよく感じられます。しっかりと織られた生地でありつつ、なめらかで柔らかい質感が特徴です。
また、アルファベットソファの丸みとほどよくフィットし、ソファ本体のラインが綺麗に見えます。​単色の生地ですが、立体的で表情のある織り方のため、フラット面の多いアルファベットソファに張っても、のっぺりとした印象になりません。Steelcutで組み合わせるとシンプルなコントラストを楽しめます。

 

 

Steelcut trio(スティールカット トリオ)

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▲色番号：左から796, 716, 746

【ウール90% / ナイロン 10%　マーチンデール10万回】​

Steelcut trioは54種類の色があり、Steelcutと同じ織りのテキスタイルです。
じゃあ何が違うの？と思われると思いますが、Steelcut trioはtrio(トリオ)という名前がついているように3種類の色の糸を使用しています。​​よく見ると3色の糸が縦横斜めと入り混じるように細かく織られており、色の深みが増しています。Steelcutの肌触りの良さはそのままで、少し張り感が増したしっかりとした生地感です。織りのバリエーションも豊富で、見る角度、光の当たり方によって色の見え方にも変化がつきやすいです。混色の生地のため、ソファに立体感が増し、空間にも動きが生まれます。

 

 

Fiord(フィヨルド)

▲色番号：左から751, 771, 782

【ウール 92%/ナイロン 8%　マーチンデール6万回】

Fiordは39種類の淡い色合いがあります。
繊細な立体感と柔らかい質感のあるテキスタイルです。表面全体に真珠のようなドットの洗練されたデザインが魅力的です。この特徴的な織り方と生地のやさしい色合いがマッチし、落ち着いた上品なイメージに仕上がります。

 

 

KVADRAT / RAF SIMONS（クヴァドラ / ラフ・シモンズ）

“KVADRAT / RAF SIMONS”は、テキスタイル業界トップのクヴァドラ社と、革新的な色と素材の組み合わせでファッション界に名を馳せるデザイナー ラフ・シモンズ氏がコラボレーションして制作されました。Kvadratのプレミアムラインとして2014年に発表され、ベーシックラインとはひと味違う美術作品のような存在感があります。

 

 

Raf Simons/Sunniva(スニバ)

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▲色番号：左から153, 133, 173

【ウール 58%/ビスコース 25%/リネン 8%/ナイロン 5%/ポリエステル 4%　マーチンデール5万回】

Sunnivaは、35種類の色合いがあり、自然からインスピレーションを受けた幅広く繊細な色や柔らかい質感が表現されています。
そのため、ソファに使いやすいベーシックな色は、光の当たり方や角度により自然界を感じる優しい光沢感があります。縦糸と横糸で違う2色のウールを組み合わせて、細いツイードのようなパターンに織り上げており、軽やかさとともに、織りの質感も感じられる肌触りです。​​

 

 

Raf Simons/Sonar(ソナー)

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▲色番号：左から153, 124, 173

【ウール59% / ビスコース 25% / リネン 9% / ナイロン 5% / ポリエステル 2%　マーチンデール2万回】

Sonarは、17種類の色合いがあり、黒、ネイビー、グレーといったベーシックな色を基調としつつ、その合間から青やオレンジの鮮やかな色が見え隠れする特徴的な見た目の生地です。
ファッションに馴染み深い上質な​ツイード素材にインスピレーションを受けて作られています。ぼこぼことした凹凸や絵画をイメージさせる色の混合が立体感と表情を生み出し上質でモダンな雰囲気に仕上げてくれます。個性的なしっかりとした生地なので、生地をたっぷりと使うアルファベットソファに一色使いすることで生地の魅力が際立ちます。

 

 

 

③形とサイズ選び

おさまりがよくコーディネートしやすい定番モデルは、W210㎝の片側アーム(PL210-3,PL210-4)と、W240㎝の片側アーム(PL240-4,PL240-5)の以下の4つです。

この４つのモデルは、日本国内での在庫品のため、アルファベットソファシリーズの中では比較的短納期でお届けできるラインナップになります。座面に奥行きがあり、背もたれできっちり囲わないオープンなフォルムが特徴のため、どこからでも座ることができ、背もたれのコーナーでゆったりくつろぐこともできます。そのため、アルファベットソファならではの良さを最大限に感じていただけるモデルです。

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④配色

ここからはCONNECTが提案したいアルファベットソファの個性が発揮できる組み合わせをご紹介します。

1.対角線上でそれぞれ同じ色 ≪2色使い≫　

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対角線上を同じ色にすることで、2色の個性をバランスよく楽しむことができます。また生地感の違うものを使うことで、2種類の織りの表情を楽しむことができます。

​写真ではざっくりとした生地感のDiabloと繊細な生地感のFiordを組み合わせています。ざっくりとした生地感で濃い色を大きい座面に使い、繊細な生地感で明るめの色を小さい座面に使ったコーディネートです。ファッションで例えるとアウターは生地感のあるツイード素材で落ち着いた色にし、インナーは肌触りのなめらかなもので明るめの色をもってくるようなイメージです。そうすることできれいな立体感が生まれます。

 

 

2.一方の対角線上のみ同じ色＋2色 ≪3色使い≫

シートと背もたれの上面をテープ状の布で縁取りしたパイピング仕様にすることもできます。
Sunnivaは優しい光沢感のある色が多いため、パイピング仕様にすることでソファのイメージがフォーマルな印象に仕上がります。(価格は通常タイプと変わりません。)

 

 

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写真のように、グレー系・ブルー系の3色で濃淡をつけることで、色の違いを楽しみながらもまとまり感のあるコーディネートになります。​

 

 

3.座面の1面のみ違う色 ≪2色使い≫

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一色濃い色をもってくる場合、背もたれより重心が低い座面部分に濃い色をもってくると見た目のバランスがよくなります。

 

 

4.すべて同じ色 ≪1色使い≫

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個性的な生地を選びたい場合、全て同じ色で統一することで、シンプルに生地の魅力を最大限に発揮することができます。
クッションはさらっとした生地感で単色に近いものを選ぶのがおすすめです。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか？
アルファベットソファは、選択肢が多い分、自分のイメージするソファを選ぶのを悩んでしまいそうという方もいらっしゃるかと思います。ぜひ今回の選び方のヒントを参考にしていただき、自分だけの特別なソファを見つけてみてください。アルファベットソファの魅力を改めて感じていただけるはずです。
CONNECTでは、お客様がとっておきの一台を見つけられるよう、しっかりとサポートさせていただきます。アルファベットソファが気になっているという方は、お気軽に問い合わせください。

 

 

 

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