【徹底比較】PH 5のカラーの選び方と、心地よく使うためのポイント

ポール・ヘニングセンがデザインした、ルイスポールセンの名作照明「PH 5」。
1958年に発表されて以来、長く愛され続けているペンダントライトです。3枚シェードが電球を包み込み、光源が直接目に入りにくい、柔らかく心地よい光をつくります。
PH 5の魅力のひとつが、豊富なカラーバリエーション。空間に馴染ませるのか、インテリアのアクセントにするのか、選ぶ色によって印象も大きく変わります。
この記事では、PH 5のカラーごとの特徴と、ダイニングで心地よく使うための高さやテーブルとのバランスについてご紹介します。
PH 5をこれから迎えたい方は、ぜひ色選びや設置の参考にしてみてください。
人気のホワイト3種
PH 5の定番カラーとして親しまれているのが、モノクローム・ホワイト、クラシック・ホワイト、モダン・ホワイトの3色。それぞれシェードやリフレクター、フレームの色が異なり、同じホワイトでも空間に合わせた選び方ができます。
モノクローム・ホワイト
すべてのパーツをホワイトで統一したモノクローム・ホワイト。シェードだけでなく、リフレクターやフレームまで同じ色で仕上げられているため、PH 5の特徴的なフォルムを残しながら、空間にすっきりと馴染みます。
白や淡い色を基調としたインテリアにはもちろん、木の家具と合わせても軽やかな印象に。照明そのものを強く主張させず、インテリアに自然に取り入れたい方にもおすすめです。
※モノクロームシリーズは、ほかのカラーに比べてマットな質感です。
※ブラック、ブルーのシェード内部はホワイトです。


シェード:ホワイト
リフレクター:ホワイト
フレーム:ホワイト
シェード内部:ホワイト
クラシック・ホワイト|PH 5を象徴するカラー
PH 5が発表された当時から続く、象徴的なカラー。白いシェードに、赤いシェード内部と青いリフレクターを組み合わせています。
ポール・ヘニングセンは、当時の白熱電球の光を心地よく見せるため、シェード内部やリフレクターの色にもこだわりました。赤と青の色彩が電球の光に作用し、まぶしさを抑えながら、柔らかな光を生み出します。
PH 5らしいカラーリングと、光へのこだわりを楽しみたい方におすすめの一色です。
※現在の電球色LEDでも、シェード内部やリフレクターの色による光の表情を楽しめます。

▲ポール・へニングセンが描いたPH 5の設計図



シェード:ホワイト
リフレクター:青
フレーム:藤色塗装
シェード内部:赤
モダン・ホワイト|木の家具やナチュラルな空間に


真っ白なシェードから、淡いローズカラーがちらりと見えるモダン・ホワイト。ブロンズ色のフレームが木の家具とも合わせやすく、ナチュラルなインテリアに自然と馴染みます。
白い壁や木の家具など、やわらかな色合いでまとめた空間に合わせると、PH 5の存在感をほどよく楽しめます。
「ホワイトを選びたいけれど、真っ白に統一されたものより少し色味がほしい」という方にもおすすめです。


シェード:ホワイト
リフレクター:ローズ
フレーム:ブロンズ色塗装
シェード内部:ホワイト
空間を引き締めるアクセントなら「ブラック」

モノクローム・ブラックは、シェードからフレーム、コードまでブラックで統一されたカラー。PH 5の特徴的なフォルムがより際立ち、空間を引き締めるアクセントになります。
モノトーンのインテリアにはもちろん、木の家具や明るい色の空間に合わせて、照明をアクセントとして取り入れるのもおすすめです。
※シェード内部はホワイトです。

ニュアンスカラーで選ぶ、オイスターとペール・ローズ
PH 5には、空間にやわらかな色を添えてくれるニュアンスカラーもあります。
モノクローム・オイスター


グレーとベージュの中間のような、落ち着いた色合いのオイスター。主張しすぎないカラーなので、木の家具やベージュ、グレーなどのインテリアとも合わせやすく、空間に自然に馴染みます。
モノクローム・ペールローズ

淡いローズカラーが印象的なペール・ローズ。やわらかな色合いながら、PH 5の存在感もしっかりと楽しめるカラーです。
シンプルな北欧インテリアにはもちろん、色や柄を取り入れた空間にも。照明でさりげなく色を取り入れたい方にもおすすめです。
PH 5でつくる、心地よいダイニング空間の3つのポイント
PH 5をダイニングに取り入れるなら、カラーだけでなく「どんなテーブルに合わせるか」「どのくらいの高さに吊るすか」も大切です。
ここでは、PH 5の光をより心地よく楽しむために、テーブルとのバランスや吊り下げる高さ、空間全体の明るさについてご紹介します。
1.合わせるテーブルの幅は「150cm」が目安
ダイニングテーブルとペンダントライトを組み合わせる際は、「ライトの直径はテーブル幅の1/3程度」がひとつの目安です。直径50cmのPH 5なら、幅150cmほどのテーブルと合わせると、バランスよくまとまります。

▲幅160cmのテーブルでも、端までしっかりと明るく照らします。
テーブル:PP Mobler / Cross Legged Table(クロスレッグドテーブル)
とはいえ、1/3というのはあくまで目安。PH 5は光が広がるため、幅180cmほどのテーブルにも合わせることができます。

▲テーブルサイズ:幅185×奥行105cm
テーブル:FRITZ HANSEN / ANALOG(アナログ)/ JH63
幅180cmのテーブルは、ダイニングスペースをゆったりと使いたい方や、大きなテーブルを囲んでのびのびと過ごしたい方にも選ばれるサイズ。PH 5を合わせた場合、両端は中央に比べてやや暗くなりますが、中央の4人分ほどのスペースは十分な明るさを確保できます。
2.テーブルからPH 5までの高さは「60cm」を目安に
ダイニングテーブルの上に吊るす場合は、テーブル面からPH 5の下端までを60cmほどにするのがおすすめです。高すぎる位置に吊るすと手元が暗くなったり、視線を上げたときに光源が目に入りやすくなったりすることがあります。
※メーカー推奨の高さは60~70cm。CONNECTでは、PH 5の光を近くで楽しみながら、テーブルを囲む人の視界も遮りにくい60cmを目安にご案内しています。

PH 5は、器具の下側もフロストガラスで覆われているため、電球が直接見えにくい設計です。吊るす高さによって光の感じ方も変わるので、テーブルとの距離を意識して設置してみてください。

3.空間全体の明るさは、壁面への光で整える
PH 5のシェードは光を透さない素材のため、器具の上下で明暗の差が生まれます。この光のコントラストが、落ち着いた雰囲気をつくってくれるのもPH 5ならでは。
一方で、シーリングライトのように部屋全体を均一に照らす照明に慣れていると、PH 5に替えたときに「少し暗く感じるかも」と不安になることもあります。
そんなときは、部屋全体を明るくするのではなく、壁面に光を加えてみましょう。例えば、ダイニングに座ったときに見える壁を、テーブルライトやウォールライトで照らす方法です。

目線の先に明るい場所をつくることで、空間全体の明るさも感じやすくなります。PH 5の光を中心に、必要な場所へ少しずつ光を足していくのがおすすめです。
よくあるコードカットのご質問
「高さはわかったけれど、購入時にコードの長さを何cmで指定すればいいの?」という方も多いのではないでしょうか。
コードの全長は、以下の計算式で求めることができます。
全長 = ご自宅の天井高 −(テーブル高 + 60~70cm + ボディー高)

計算した全長は、ペンダントライトとコード加工をご購入の際に「全長〇〇cm」とお伝えください。
※ご注文手続きページ下部の通信欄に記載ください。
コード加工は1cm(10mm)単位で承っています。
※「全長」とは、上の図のとおり、プラグの厚み・コードの長さ・器具の高さをすべて含めた寸法です。
天井の電源形状もご確認ください
あわせて、ご自宅の天井に付いている電源の形状もご確認ください。以下5種類のいずれかに該当する場合は、「引掛けシーリングプラグ付き」の加工をお選びください。

天井にダクトレールが付いている場合は、「ダクトプラグ付き」の加工をお選びください。
コードの長さや加工方法について迷われた場合は、CONNECT公式LINEよりお気軽にご相談くださいね。
まとめ
PH 5は、選ぶカラーだけでなく、テーブルとのバランスや吊るす高さ、空間全体の明るさによっても印象が変わります。
ダイニングにPH 5を迎える際は、今回ご紹介したポイントを参考に、ご自宅のインテリアや過ごし方に合った組み合わせを探してみてください。
CONNECTのYouTubeチャンネルでは、動画でもPH 5のカラーや特徴をご紹介しています。より詳しく知りたい方は、ぜひあわせてご覧ください。
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この記事を書いた人
CONNECT
こんにちは。ライフスタイルショップ「CONNECT(コネクト)」です。北欧のブランド(ルイスポールセン・フリッツハンセンなど)を中心に照明・家具・ヴィンテージ家具やインテリア雑貨をセレクトし、販売しています。 また、インテリアから考えるお家づくりも手がけています。














